音源データを準備する。
音声データ
音声データは通常映像を撮影した際にカメラや接続したガンマイクで拾った音は映像と一緒にクリップとしてくっついているので、映像と個別に読み込む必要はありません。
ただし、カメラに接続せずに個別でマイク収録した場合などは、映像のクリップとは別に音声を読み込み編集する必要があります。
別撮りした音声の合成(同期)方法はこちらの記事をご覧ください。
BGMデータ
自作の音源を使わない限りは基本的にBGMを映像に入れる際は、音源データを購入したり、無料素材を活用することになります。
データの種類を確認する。
音楽データの配布サイトにもよりますが、音楽のデータの提供方法は主に2つあります。
WAV
音源の録音時の状態をそのままデータ化したもの。圧縮などされていないため、音質がとてもよい状態です。
デメリットはデータのサイズが大きいことです。
mp3
映像はmp4、音はmp3と一番聞き馴染みのあるデータ形式だと思います。
mp3は上記のWAVを非可逆圧縮したデータです。
圧縮している分サイズはWAVに比べ小さいですが、音質が悪いというわけでもなく、人間が聞こえない音を処理しているため、あまり聴き比べても違いがわからないことの方が多いです。
WAVとmp3のどちらを使う?
制作物として音源のクオリティを重視しており、かつ多少のデータ容量の増加は気にならないのであればWAVを使いましょう。
反対にそれほど音質に対してのこだわりがない制作物はmp3を使えばよいでしょう。
音源データを準備する。
音声データ
音声データは通常映像を撮影した際にカメラや接続したガンマイクで拾った音は映像と一緒にクリップとしてくっついているので、映像と個別に読み込む必要はありません。
ただし、カメラに接続せずに個別でマイク収録した場合などは、映像のクリップとは別に音声を読み込み編集する必要があります。
BGMデータ
自作の音源を使わない限りは基本的にBGMを映像に入れる際は、音源データを購入したり、無料素材を活用することになります。
Premiere Proに音源データを入れる。
映像素材同様下記の方法でサイトからダウンロードしたWAVもしくはmp3のデータをPremiere Proで読み込みましょう。
編集素材の読み込み方法
音源ファイルを読み込むとプロジェクトパネルに下記のように表示されます。

BGMの音源ファイルは通常緑色で表示されます。
プロジェクトパネルの音源クリップをシーケンスのオーディオのトラック(A1,A2,A3…)の好きな箇所に配置しすれば映像に音声・BGMが追加されます。


音の尺を調整する。
データの取り込みが完了したら音源をちょうど良い尺に調整する必要があります。
音声は別撮りしない限り映像と同じ尺になりますが、BGMと映像がピッタリ同じ長さということはほとんどありません。映像の長さが決まっており、その長さに合わせて同じ長さの曲を選ぶことはありますが、そうするとどうしても選曲が限られてしまうため、BGMの長さを調整する必要が出てきます。
音の調整方法はいくつかありますが、一般的かつ最もシンプルなものをご紹介します。
①トリミング・カットして調整する。(音声・BGM)
音声・BGMの長さ調整は基本的にビデオクリップのトリミング・カットと変わりません。

トリミングやカットについてはこちらの記事を参照
オーディオクリップをトリミングやカットする際の注意点は、映像以上にトリミングやカットする箇所を考えないと音声や音楽が途中で途切れたりと不自然になるため注意が必要です。
例えばBGMで音楽に対して映像が明らかに短い時などは、音楽が少し静かになったところでカットし、フェードなどのオーディオエフェクトをかけてより自然な形にします。
フェードイン・フェードアウトについては後ほど説明します。
②リミックスツールを使う。(BGM)
リミックスツールはオーディオのクリップを通常のトリミングと同じように、直感的にクリップを短くするだけで自分の調整した尺で自然に聞こえるよう、自動的に音楽をリミックスし、編集してくれます。

上記のようにリミックスツールを使えば、トリミングするだけで簡単に音楽をリミックスしてくれます。
映像制作には欠かせない音量調整。こちらの記事では音量調整についてご紹介してきます。
フェードイン・フェードアウトする。
尺を調整できたら、終わりと始まりの音量を調整します。
多くの場合、映像の始まりや終わりは特に音が目立つため、自然な入りや終わりを意識した動画作りが欠かせません。
そこでフェードを適用します。
フェードイン・フェードアウトをするには、フェードのオーディオエフェクトをクリップにかける必要があります。
ノイズを除去する。
撮影をしていると、撮影時に気が付かなかったようなノイズ(雑音)が入ってしまうことがよくあります。
特にカメラのマイクや比較的安価なマイクを利用した時に、ノイズが気になって動画視聴に悪影響を与えることがあります。
撮影時で雑音が極力入らないようにすることが大切ですが、それでも防げなかったノイズは編集段階で除去しましょう。