【初級】基本的なトリミング&カットのやり方
クリップの前後を調整する「トリミング 
」
Premiere Proで最も一般的なトリミング方法
クリップの最初もしくは最後の部分をドラッグすることでクリップの長さを調整できます。
クリップの端を動かすだけで長くも短くもできます。
クリップの素材そのものの長さまで引き伸ばすことができます。
クリップの最初と最後を調節し、不要な箇所を取り除く方法。
クリップの中間をカットする「レーザーツール 
」
トリミングではクリップの始まりと終わりの長さを調整することで動画の尺を変えましたが、クリップの中部はいじれません。
レーザーツールを使えばクリップの中間をカットし、不要な部分を取り除くことができます。
クリップの中間をカットするツール。レーザーは日本語でカミソリ。
【中級】余裕があれば、覚えておきたいカット&トリミングツール（初心者は知らなくてOK。）
「⌘」+「K」のショートでカット
Macユーザーは「⌘（Command）」キーと「K」を同時に、Windowsユーザーは「Ctrl」キーと「K」を同時に押せば、青色の再生ヘッド上にあるクリップがカットされます。
レーザーツールと役目は変わりませんが、再生をしながらポーズをし「ここでカットしたい。」と思った時、「⌘」＋「K」を押せばポーズした位置（再生ヘッドが置いてある位置）でカットされます。再生しながら唐突にカットしたくなった時は、レーザーツールよりも楽にカットができます。
逆に複数の箇所をカットすると決めている時は、レーザーツールを使った方がボタンをたくさん押す必要がないので、楽でしょう。
これを覚えておかないと編集ができないと言ったツールではないですが、覚えといて損はない。そんなショートカットテクニックです。
空白を開けずにトリミングする「リップルツール 
」
普段は上記の普通のトリミングでいいのですが、クリップ同士が隣接している場合、普通のやり方だとクリップとクリップの間に空白ができてしまいます。
右クリックでリップル削除はできるのですが、それはそれで手間になります。
「リップルツール」を使えば、この空白を作り出すことなく、トリミングした分クリップが移動してくれます。
上：通常のトリミング 下：リップルツールでのトリミング
リップルツールを使えば空白を消したり、クリップを移動することなくトリミングができます。
動画の尺を変えずに切り替え位置を変える「ローリングツール 
」
リップルツールは隙間を空けることなくクリップをトリミングできますが、動画の尺はトリミングした分短くなります。
動画の尺を変えずにクリップが切り替わる位置だけ移動することができるのが「ローリングツール」です。
上記のGIFを見ていただければ分かる様に、2つのクリップの合計の尺は変わらないものの、2つのクリップの境界線（切り替わり位置）は移動していることがわかるかと思います。
動画の切り替わり位置だけをスムーズに変える時は「ローリングツール」を使うということを覚えておきましょう！
